【解説】デスクトップパソコンとノートパソコンのCPUの違いについて解説!

パソコンはデスクトップパソコンノートパソコンの2種類に分けられています。

デスクトップは据え置き型でノートパソコンは持ち運び可能型であるため、場所をとらないノートパソコンの方がお得だと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、デスクトップパソコンとノートパソコンの違いは持ち運び以外にもたくさん存在します。

今回はパソコンの頭脳であるCPUの違いについて解説していきます。

まずはCPUとはどのようなものか軽く解説します。

CPUとは、Central Processing Unitの略であり、日本語では「中央演算処理装置」といいます。

中央演算処理装置という名前からわかる通り、データを制御・演算を行う装置のことであり、CPUの性能が高いほど処理速度が速くなります。

パソコンのスペックを大きく左右する重要なパーツであり、よくパソコンにおける頭脳と例えられています。

一般的に、デスクトップパソコンの方がノートパソコンよりも性能が高いといわれていますが、

どっちも同じIntel Core iシリーズ搭載しているんじゃないの?
Ryzenはノートパソコンでも見たことある

といった疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに同じIntel Core iシリーズやRyzenのCPUを搭載したデスクトップパソコンやノートパソコンがありますが、実はデスクトップパソコン用のCPUとノートパソコン用のCPUが存在し、同じ世代の同じモデルであっても型番(接尾辞)によって性能が大きく異なります。

画像のように、同じIntelのCore i7のCPUでも複数種類が存在することがわかります。

CPUの性能の違いは接尾辞のアルファベットで確認することができます。

デスクトップパソコンのCPU

デスクトップパソコン用のCPUは廉価版モデルから高性能モデルまで幅広く存在しています。

特にコア数やスレッド数が大きい高性能CPUが多く存在しているため、パソコンで大きな負荷のかかる作業をする場合にはノートパソコンよりもデスクトップパソコンがおすすめです。

デスクトップパソコン用のCPUの接尾辞は以下の通りとなっています。

Intel Core iシリーズの接尾辞
無し or Sノーマルモデルであり、多くのパソコンで使われています。
Hノートパソコン用のCPUであり、性能が高いモデルとなっています。
ゲーム等負荷が大きい作業に向いています。
Kオーバークロック対応モデルとなっており、ノーマルモデルよりも処理能力を挙げることができます。
KF第9世代から登場したモデルです。オーバークロック対応モデルであり、グラフィック性能を持たないCPUとなっています。
F第9世代から登場したモデルです。グラフィック性能がなくその分安価となっています。
G内蔵統合グラフィックスを持つモデルです。
AMD(Ryzen)の接尾辞
なしノーマルモデルです。
X高性能モデルであり、無印のものよりも性能が高くその分少し値段が高くなっています。
X3DXよりもさらにゲーミング向けとなった高性能モデルです。
G内蔵統合グラフィックスを持つモデルです。

ノートパソコンのCPU

ノートパソコン用のCPUは、持ち運び前提に作られているため省電力モデルが多くなっています。

デスクトップパソコン用のCPUと異なりコア数やスレッド数が少なめになっているため性能は低くなっていますが、その分バッテリー性能が高く1回の充電で10時間以上の使用が可能になります。

ノートパソコン用のCPUの中にもコア数やスレッド数が多い高性能モデルが存在しますが、その分消費電力が大きく省電力モデルの半分程のバッテリー持ちとなっています。

ノートパソコン用CPUの接尾辞は以下のようになっています。

Intel Core iシリーズの接尾辞
U優れた電力効率モデルであり、多くのノートパソコンに搭載されています。
P薄型軽量のノートパソコン向けのモデルとなっています。
Y非常に低い消費電力効率であるモデルとなっています。
Hノートパソコン用CPUですがかなり強力なプロセッサーであり、ゲーミングやクリエイティブに特化したノートパソコンに搭載されています。
HKオーバークロックに対応したノートパソコン用のプロセッサーです。ゲーミングノートパソコンに搭載されていることが多いです。
HXHKよりも強力な、オーバークロックに対応した高性能ノートパソコン用のプロセッサーとなります。
AMD(Ryzen)の接尾辞
Uノートパソコン用のCPUであり、標準モデルとなります。
Hノートパソコン用のCPUであり、高性能モデルとなります。

ここでは、具体例を出してデスクトップパソコン用のCPUとノートパソコン用のCPUを比較していきたいと思います。

今回はIntelの13世代CPUであるCore i7-13700KCore i7-1355Uを比較して、性能の違いを見ていきたいと思います。

Core i7-13700K(デスクトップ用)Core i7-1355U(ノートPC用)
コア数1610
スレッド数2412
キャッシュ30MB12MB
クロック数3.4GHz1.7GHz

スペック表を見てみると、同じCore i7にもかかわらず性能に差があることがわかります。

コア数やスレッド数は特にCPUの性能に大きな影響を与えますが、どちらの数値もデスクトップ用CPUの方が数値が高くなっています。

以上のことから、デスクトップパソコン用CPUの方がノートパソコン用CPUよりも性能が高いということがわかります。

Core i7-13700H(ノートPC用高性能CPU)
コア数14
スレッド数20
キャッシュ24MB
クロック数2.4GHz

こちらは同じ13世代のノートパソコン用CPUで、高性能モデルである接尾辞Hのスペック表となります。

ノートパソコン用CPUですが、高性能モデルなだけあって省電力モデル(接尾辞U)より大幅に性能が高くなっておりデスクトップパソコン用CPUに近いスペックとなっています。

上記は一例であり、この他にもオーバークロック対応でより性能が高いモデルグラフィック性能を持たないモデルなどが存在しているため購入する際にはCPUをしっかりと確認することをおすすめします。

まとめ
  • デスクトップパソコン用CPUとノートパソコン用CPUがある
  • デスクトップパソコン用CPUはより高性能モデルが存在
  • ノートパソコン用CPUは省電力モデルであるためバッテリー持ちが良い
  • 同じ世代の同じ種類のCPUでも接尾辞によって性能が異なる
  • 使用用途に合わせたCPUを選ぶ必要がある

是非参考にしてみてください。

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